喜怒哀楽
我々人間の感情の喜(喜び)怒(怒り)哀(悲しみ)楽(楽しみ)。年齢を重ねる毎にその割合は大きく変わっていきますよね。威勢をなくした怒の埋め合わせをするように、喜と楽を求めて歳を重ねるそうです。しかしながら中には逆行しているニュースを最近よく見ます。60代70代の刺殺事件や騒音などの嫌がらせ行為、電車の中で足組んだ若者の足を杖で小突いている老人を見かけたり。なぜ怒を後生大事に持ち続けるのか、見ていて哀が溢れます。私が子供のころは、物知りで、子供に対しても本気で善悪を教えてくれる惚れ惚れするようなカッコイイじいさんが、そこら中にいたもんですけどね。
私自身、怒の感情は数十年前にどこかへ行ってしまい、また探す気もありません。家族や友人、ご近所さんと喜と楽を分かち合っています。よく町中華で「喜楽」なんて店名を見たことありませんか?その語源もここからとか、違うとか。「怒哀」なんて中華屋さん、入りたくないですもんね(いや、あればどんなメニューがあるのか逆に気になるか)
先日、お客様に物件の引渡しをした際、ご主人と奥様、私、売主様と現場監督、みんな喜楽一杯でした。毎回感じる最高の瞬間です。怒や哀などが付け入る隙なんか針の先程もありません。みんないい顔なんです。F様、おめでとうございました。これからもお互い喜楽を大切にしていきましょう。
【建売とは思えないクオリティでした】
核家族が大半を占めている現在、結果、家族や友人などと距離ができてしまうことに起因する「孤独」こそ怒が消えない大きな理由だとか・・。ご心配のある方、是非、当社にお立ち寄りください。江戸時代と昭和の話なら何時間でもお相手させていただきます。
※今回は物件のご紹介でなく、お引渡しの報告ですみません。